ダッシュイベント5

ダッシュイベント3の応用的なものでダッシュイベント3も参照してみましょう。
「ダブルプッシュすると主人公が走り出し
キーを離すと主人公が元の歩くスピードに戻る」という仕様にしてみました。


 コモンイベント1「ダブルプッシュ判定」を変えるだけです。
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コモンイベント1
名前:ダブルプッシュ判定
開始条件:定期的に並列処理する
出現条件スイッチ:なし
イベント実行内容:
◆キー入力の処理:[0001:一度押し判定](キーが押されるまで待つ、方向キーのみ入力許可)
◆ラベルの設定:1番
◆イベントの呼び出し:速さ変更
◆スイッチの操作:[0001:時間切れ]をOFFにする
◆キー入力の処理:[0002:二度押し判定](キーが押されるまで待つ、方向キーのみ入力許可)
◆条件分岐:スイッチ[0001:時間切れ]がON
 ◆変数の操作:[0001:一度押し判定]代入,変数[0002:二度押し判定]の値
 ◆指定ラベルへ飛ぶ:1番
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:変数[0002:二度押し判定]がV[0001:一度押し判定]と同値
 ◆スイッチの操作:[0002:ダッシュ中]をONにする
 ◆イベントの呼び出し:速さ変更
 ◆
:分岐終了
◆繰り返し処理
 ◆キー入力の処理:[0001:一度押し判定](キーが押されるまで待たない、方向キーのみ入力許可)
 ◆条件分岐:変数[0001:一度押し判定]が0
  ◆ウェイト:0.2秒
  ◆キー入力の処理:[0002:二度押し判定](キーが押されるまで待たない、方向キーのみ入力許可)
  ◆条件分岐:変数[0002:二度押し判定]が0
   ◆繰り返し処理の中断
   ◆
  :分岐終了
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:以上繰り返し
◆スイッチの操作:[0002:ダッシュ中]をOFFにする
◆イベントの呼び出し:速さ変更


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解説
 また、前回のように解説を入れておきます。
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コモンイベント1
名前:ダブルプッシュ判定
開始条件:定期的に並列処理する
出現条件スイッチ:なし
イベント実行内容:
◆キー入力の処理:[0001:一度押し判定](キーが押されるまで待つ、方向キーのみ入力許可)
◆ラベルの設定:1番
◆イベントの呼び出し:速さ変更
◆スイッチの操作:[0001:時間切れ]をOFFにする
◆キー入力の処理:[0002:二度押し判定](キーが押されるまで待つ、方向キーのみ入力許可)
◆条件分岐:スイッチ[0001:時間切れ]がON
 ◆変数の操作:[0001:一度押し判定]代入,変数[0002:二度押し判定]の値
 ◆指定ラベルへ飛ぶ:1番
 ◆
:分岐終了
↑以上は、前回のテクニックと一緒です。
↓以下のコマンドから解説します。
↓ダブルプッシュが完了したら、主人公を走らせます。
◆条件分岐:変数[0002:二度押し判定]がV[0001:一度押し判定]と同値
 ◆スイッチの操作:[0002:ダッシュ中]をONにする
 ◆イベントの呼び出し:速さ変更
 ◆
:分岐終了
↓この繰り返し処理は、プレイヤーが方向キーを押し続けている(主人公が歩き続けている)かを判定するためのものです。
◆繰り返し処理
 ◆キー入力の処理:[0001:一度押し判定](キーが押されるまで待たない、方向キーのみ入力許可)
 ↓キーが離されたかどうかを、判別します。
 ◆条件分岐:変数[0001:一度押し判定]が0
  ↓方向転換のためにキーが離された可能性があるので、0.2秒待ちます。
  ◆ウェイト:0.2秒
  ↓0.2秒後、キーが押されていた場合、ダッシュを継続します。
  ◆キー入力の処理:[0002:二度押し判定](キーが押されるまで待たない、方向キーのみ入力許可)
  ↓0.2秒たってもキーが押されていない場合、繰り返し処理の中断をして、ダッシュを中断させます。
  ◆条件分岐:変数[0002:二度押し判定]が0
   ◆繰り返し処理の中断
   ◆
  :分岐終了
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:以上繰り返し
◆スイッチの操作:[0002:ダッシュ中]をOFFにする
◆イベントの呼び出し:速さ変更