とうぞくのはな
(1)用意するもの
宝箱の入手処理は、各自が創意工夫で製作されているものと思いますが
基本は、宝箱を開ける⇒アイテムを増やす⇒スイッチをONにしてイベントの繰り返しを防ぐというのが普通ではないでしょうか?
今回はこの普通の宝箱入手イベントに、変数を2つ作成して、それに値を加算していく、という方式をとります。
今回は便宜上、この宝箱カウント特技をトレジャーハントとでも名づけておきましょうか?
今回の舞台は、2Fまである洞窟です。
まずは、このトレジャーハントという特殊技能を作成してください。
種類はスイッチで、0001をONとするようにします。
(2)イベント記述
<コモンイベント:宝箱監視>
宝箱監視 開始条件:自動的に始まる 出現スイッチ:0001:トレジャーハントがON
◆変数の操作:〔0001:残り宝数〕代入、変数〔0002:フロア宝数〕の値
◆変数の操作::〔0001:残り宝数〕減算、変数〔0003:フロア入手数〕の値
◆文章:このフロアには、あと\v[0001]コの宝がありそうだ。
◆スイッチの操作:〔0001:トレジャーハント〕をOFFにする
<マップイベント /1Fの場所移動イベント>
◆変数の操作:〔0004:1Fフロア宝総数〕代入、2
◆変数の操作:〔0002:フロア宝数〕代入、変数〔0004:1Fフロア宝総数〕の値
◆変数の操作:変数〔0003:フロア入手数〕代入、変数〔0005:1F宝入手数〕の値
◆場所移動:洞窟1Fの入り口
<マップイベント /1Fにある宝箱>
通常の宝箱イベントに、下記のものを加えます。
◆変数の操作:変数〔0005:1F宝入手数〕加算、1
◆変数の操作:変数〔0003:フロア入手数〕代入、変数〔0005:1F宝入手数〕の値
<マップイベント /2Fの場所移動イベント>
◆変数の操作:〔0006:2Fフロア宝総数〕代入、3
◆変数の操作:〔0002:フロア宝数〕代入、変数〔0006:2Fフロア宝総数〕の値
◆変数の操作:変数〔0003:フロア入手数〕代入、変数〔0007:2F宝入手数〕の値
◆場所移動:洞窟2Fの入り口
<マップイベント /2Fにある宝箱>
通常の宝箱イベントに、下記のものを加えます。
◆変数の操作:変数〔0007:2F宝入手数〕加算、1
◆変数の操作:変数〔0003:フロア入手数〕代入、変数〔0007:2F宝入手数〕の値
変数の操作が複雑に思えますが、1度作っておけば、
あとは簡単な変数の設定だけで、色々と応用も効くかと
思います。例えば、宝箱回収率なんかも表現できるかな。