回数つき魔法

用意するもの。
魔法:魔法一種につき3つぐらい+1個
スイッチ:魔法の数の分(ここでは3つ)
コモンイベント:1つで大丈夫かと
戦闘イベント:魔法の数×使える主人公の数(まとめれば良い話なのですが…)
まずは、魔法の作成から。

全て例です。
一個目:
名前:『フレイム』
種類:スイッチ技(ここではスイッチA)
説明文:火属性の魔法で敵全体を攻撃。【残り3回】←重要

二個目:
名前:『フレイム』
種類:スイッチ技(ここではスイッチB)
説明文:火属性の魔法で敵全体を攻撃。【残り2回】←重要

三個目も同じようなものなので、パスします。

4個目:
名前:フレイム
説明文:火属性の魔法で敵全体に攻撃。【残り0回】
スイッチ:ゲーム中で、絶対使わないスイッチを
     設定してください。

ランダムなどの処理をしないのであれば、全体攻撃を処理する方が簡単です。

次に、戦闘イベントの作成。

1ページ目
開始条件:スイッチAがON

◆戦闘アニメ:無論、ファイアの戦闘アニメです。
※(ダメージの計算:できれば複雑の方がいいですが、単純に『50』など決めてしまっても良いでしょう。
 乱数を使うことがオススメです。)
◆敵キャラのHPの増減:1:スライムのHPを50減らす
            (ダメージ計算した数です)
◆敵キャラのHPの増減:2:スライムのHPを50減らす
            (対象以外は同じです)
◆文章:「全員に50のダメージ!」など
    変数に入れて、文章制御をするのがオススメです。
◆特殊技能の増減:アレックスがフレイムを忘れる ※1
◆特殊技能の増減:アレックスがフレイムを覚える ※2
◆スイッチの操作:スイッチAをOFF

※1:説明文に【残り三回】と書かれた魔法。
※2:説明文に【残り二回】と書かれた魔法。

次に、2ページ目ですが、
開始条件と、特殊技能の増減以外はほとんど同じなので、省略。
3ページ目も同じくです。
わからない場合カレンさんにご連絡を。

最後に、コモンイベント。

開始条件:定期的に並列処理(よく使うな、自分)
(並列処理は重くなるから嫌という人は、
 「スイッチ→自動的に始まる」でも可)

魔法の名前が同じなので、【残り1回】は※1。
【残り2回】は※2、【残り3回】は※3、
【残り0回】は※4とします。

◆条件分岐:アレックスがフレイムを覚えている ※1
 ◆特殊技能の増減:アレックスがフレイムを忘れる
:分岐終了
◆条件分岐:アレックスがフレイムを覚えている ※2
 ◆特殊技能の増減:アレックスがフレイムを忘れる
:分岐終了
◆条件分岐:アレックスがフレイムを覚えている ※4
 ◆特殊技能の増減:アレックスがフレイムを忘れる
:分岐終了
◆特殊技能の増減:アレックスがフレイムを覚える ※3
◆スイッチの操作:スイッチA、スイッチB、
         スイッチCをOFF

【簡単な説明】

はたから見ると、無駄の多いように見えますが、一応、全て意味があります。
【残り3回】と書かれた魔法を使うと、敵にダメージを与え、その魔法を忘れます。
そして、【残り2回】と書かれた魔法を覚えます。
そして、コモンイベントで【残り3回】に戻す、と。

ややこしくてすいません。
でも、それだけの価値はあると思います(自己過大評価)。
大抵の魔法にこの設定が出来ます。

欠点
キャラごとに処理が必要なので、魔法を複数の主人公が習得できる場合、
魔法の数が『使える回数×主人公の数』に・・・・
その上、スイッチ技なのであまり種類を多く作ると、これでもかと言うほど
重くなってしまいます。(戦闘イベントとかで)