XP スクリプト条件分岐
コレをスクリプトに書き直すと、
if 〜記述内容〜
# 条件を満たした場合の処理
else
#
それ以外の場合の処理
end
となるようです。
よって、コレを利用すれば今まで多重条件分岐していたものを1つにまとめることも可能です。
例えば「スイッチ1がON、スイッチ2がOFF」というイベントは、今までだと
◆条件分岐:スイッチ[0001]
== ON
◆条件分岐:スイッチ[0002] ==
OFF
と入れなければなりませんが、スクリプトなら
◆条件分岐:スクリプト:$game_switches[1] &&
!$game_switches[2]
の1行でOKとなります。
もちろん、変数やキャラクターも使用可能なので、今までは一度変数に入れてから分岐していた処理をコンパクトにまとめることができます。
XPでは消滅した「変数○番の変数」や、はたまた「変数○番のアクターの名前」といった処理もできます。
・変数[0001]番の変数が100
$game_variables[$game_variables[1]] ==
100
・変数[0010]番のアクターの名前がアレックス
$game_actors[$game_variables[10]].name ==
"アレックス"
こんな感じです。
※補足
15行目の
$game_switches[1] &&
!$game_switches[2]
は、
$game_switches[1] and (not
$game_switches[2])
と書くこともできます。
この方が見たときには分かりやすいので、慣れるまではこちらの方が良いかもしれません。
ちなみに、この記号は
「&&
⇔ and」「|| ⇔ or」「! ⇔ not」
という対応になっています。
それと、式に代入する場合と条件分岐する場合で、=
の書き方に注意が必要です。
例えば、x に 120 を代入する場合は、
x = 120
と = は1つですが、「x が 120
のとき」という分岐の場合は
if x == 120
と2つ書きます。
それと、「x が 120 でないとき」という分岐は
if x !=
120
となり、! のあとに = が必要です。